心臓のこと忘れてた

2018年26歳のときに心室頻拍発生。カテーテルアブレーションでの根治を目指しつつ、ICD植込みを検討中。同じくVT患者さま、ICD植込みされた(しなかった)方は、良ければご連絡ください:texas.horsuke@gmail.com

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

道なき道を行くしかないらしい

今回の致死性不整脈発生をきっかけに、僕は初めて自分の先天性心疾患と向き合うことになった。少なくとも、この数年は病気のことなど全く思い出すことなく生活しており、お酒も煙草も徹夜もがんがんして、身体を気遣うという発想自体なかった。そんな自分が…

1度目のアブレーション

いよいよカテーテルアブレーション当日。カテーテルアブレーションとは、問題となっている不整脈の回路自体を焼灼する治療法ですが、そのためには問題の回路自体を確定させなければいけません。確定には、電気刺激により、施術中に実際に問題の不整脈を起こ…

5億年振りのカテ検査

自分が出した結論(まずはアブレーション)を主治医と担当看護師さんと共有。なんとか渋々(?)納得してくれたようで、まずは根治目的のカテーテルアブレーションを行うことになりました。アブレーションの数日前には、ひっさしぶりのカテーテル検査があり…

自分の身体に責任を持つ

入院直後から、僕は自分の身体のこと、病気のことを必死に調べるようになりました。まずは、先天性心疾患(両大血管右室起始症)のこと。検索窓に打ち込んでみると、真っ先に難病情報センターのHPが出てきました。え、俺って難病だったの!? なんと両大血管…

ICD植込み勧告

ほとんど眠れず、早朝から大学病院に向かいます。この病院は、私が先天性心疾患の根治手術を受けたところ。小中学生の頃までこちらでフォローを受けていたため、当時の記憶が蘇り、「懐かしいな〜」とのほほんと思っていました。まさか、このあとにICD植込み…

入院生活の始まり

救急車での搬送後、気付いたらベッドの上。朝6時。警告音のようなものがひっきりなしに鳴り響いており、とにかくうるさかったことを覚えています。それもそのはず、僕のいた部屋はナースステーションのすぐ真横。よくナースステーションからの距離で患者の重…

心室頻拍当日(入院の始まり)

僕が入院を余儀なくされたのは、昨年12月中旬のある日。その日は早朝から仕事があり、起床は珍しく朝5時。寒空の中、以前からせっせと仕込んでいた仕事ということもあり、張り切って出かけました。日中は全く体調に変化はなく、無事に仕事をこなし、19時頃に…

自己紹介

1992年生まれの26歳。昨年末に心室頻拍(VT)を起こし、緊急入院。現在はカテーテルアブレーションでの根治を目指しつつ、ICDの植込みも検討している状況です。もともと僕は生まれつきの心疾患を持っていました。病名は、両大血管右室起始症。普通、正常な心…